大事なことを決められないとき、考えを整理する順番
決められない状態が長引くのは、情報が足りないからではなく、判断の基準が決まっていないからのことが多いです。基準を先に決めてしまえば、手元の情報だけで選べる場合があります。ここではその順番を扱います。
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決められない理由は3種類に分かれる
「決められない」とひとことで言っても、詰まっている場所は違います。
選択肢を知らない。 そもそも取れる手が見えていない状態です。この場合に必要なのは決断ではなく情報収集です。
選択肢は分かっているが、基準がない。 AとBのどちらもそれなりに良く見えて、どちらを重く見るべきか決まっていない状態。ここで人に相談すると、相手の基準で答えが返ってきて、余計に混乱します。
基準もあるが、決めた後が怖い。 実は答えが出ていて、失敗したときの責任を引き受けたくない状態。この場合、情報を増やしても決まりません。
自分がどれなのかを先に見分けます。**「明日決めなければならないとしたら、どちらを選ぶか」**と自問して、答えが即座に出るなら3番目です。出ないなら1か2です。
手順1: 選択肢を、やらない案まで含めて書き出す
紙に書きます。頭の中だけで比べると、直近に思い出した案が過大に見えます。
書くときのコツは、「何もしない」を必ず1つの選択肢として並べることです。「転職する/転職しない」ではなく「いま応募する/半年後に応募する/このまま様子を見る/異動を申し出る」のように、時期をずらした案も含めて4つくらい並べます。極端な二択に見えていたものが、実は段階のある話だと分かることがあります。
手順2: 基準に順位をつける
選択肢が並んだら、次に何を優先するのかを1位から3位まで決めます。 例として、仕事の判断であれば次のような候補があります。
- 収入
- 時間の自由
- 人間関係
- 身体・精神の負担
- 数年後にできることが増えるか
- 家族の生活
ここで大事なのは、全部を満たす案を探さないことです。順位をつけると、必ずどれかを捨てることになります。捨てるものを自分で選んだという事実が、後から振り返ったときの納得につながります。
順位が決まったら、選択肢を1位の基準だけで並べ替えます。1位で差がつかないときだけ、2位を見ます。この方法で選ぶと、迷いはかなり減ります。
手順3: 期限を決める
「決められない」状態がもっとも消耗するのは、期限がないからです。決断を保留するのは選択のひとつですが、いつまで保留するかを決めていないと、保留していること自体が負担になります。
**「◯月◯日までに情報が揃わなければ、いまの案のままにする」**と決めて、カレンダーに書きます。期限が来たら、そのとき手元にある情報で決めます。情報は永遠に揃いません。
誰かに話すことが効くのは、手順2で詰まったとき
手順1(情報)で詰まっているなら、その分野の情報を持つ人や公的窓口に聞くのが最短です。手順3(怖い)で詰まっているなら、話しても答えは変わりません。必要なのは期限です。
人に話すことがいちばん効くのは、手順2で詰まっているとき、つまり自分が何を優先したいのか分からないときです。基準は他人が決められませんが、話しているうちに「その言い方をするときだけ声が変わる」ような形で、自分の優先順位が表に出てきます。
このとき相手に求めるのは助言ではなく、話を続けさせてくれることです。結論を急がせない相手、そしてその後の関係に影響しない相手のほうが率直に話せます。占いが使われている理由の多くもここにあります。名前を伏せて、職場にも家族にも波及しない場所で、深夜でも話せる相手という条件が揃っているためです。
占いは結果を保証するものではなく、決断を代わりにしてくれるものでもありません。ただ「自分は本当は何を優先したいのか」を口に出して確かめる場としてなら機能します。使う場合の料金の仕組みは電話占いの料金相場と「初回無料」の仕組みにまとめています。
占い以外の相談先も知っておいてください
占いは気持ちを整理する助けにはなりますが、法律・医療・雇用・お金の手続きそのものを解決するものではありません。次のような公的な窓口は無料で相談できます。
- こころの健康相談統一ダイヤル(0570-064-556) — 各都道府県・政令指定都市が実施する、こころの健康や自殺予防に関する電話相談窓口につながります。
- まもろうよ こころ(厚生労働省) — 電話・SNSで相談できる窓口がまとめられています。
強い落ち込みや眠れない状態が続くときは、医療機関の受診も選択肢に入れてください。
決めた後にやっておくこと
決めた理由を書き残します。 「収入より負担の軽さを優先した」と一行書いておくだけで、後から不安になったときに読み返せます。人は結果が出ていない時期に、決断そのものを疑い始めます。理由が残っていれば、疑うべきは決断ではなく手順のどこかだと分かります。
見直す日を決めます。 3か月後などに、その決断を続けるかを見直す日を作ります。決断は一度きりのものではなく、更新できるものだと分かっていれば、決めること自体の重さが下がります。
よくある質問
占いで決めてもらってもいいのでしょうか?
相談する人によって答えが違って、余計に混乱します。
考えているうちに時間だけ過ぎてしまいます。
まとめ
決められないときは、選択肢を「何もしない」まで含めて書き出し、基準に1位から3位までの順位をつけ、期限を日付で決める。この3手順のどこで詰まっているかを見分けるのが先です。
情報で詰まっているなら情報源へ、基準で詰まっているなら影響の出ない相手に話し、怖さで詰まっているなら期限を決める。詰まっている場所によって、次にやることは違います。